亜鉛不足を解消しよう

　

亜鉛の過剰摂取	亜鉛が私たちの体内に必要なミネラルであることは、ご理解いただけたと思いますが 　摂取量が多ければ良いということではありません。　亜鉛は、毎日10mg前後体外に排泄 　されると言われています。毎日の食事の中で、この排泄分の亜鉛を摂取すれば 　亜鉛欠乏症は起こしにくくなります。亜鉛が不足しても、過剰過ぎても、私たちの体内では 　さまざまな症状を引き起こす原因となってしまうのです。

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　　亜鉛は、毎日１０mg前後摂取するのが望ましいと言われていますが、
　　継続的に多量(50mg以上)の亜鉛を摂取し続けると、亜鉛過剰症を引き起こしてしまいます。　　

　　亜鉛を過剰に摂取すると、すい臓から分泌される「すい液」のはたらきで過剰分が体外に排泄
　　　　　　　　　　されますが、そこで処理しきれなくなった亜鉛は体内に残ります。
　　　　　　　　　　亜鉛は、鉄や銅などの微量ミネラルの吸収を妨げるはたらきを持っているため、今度は
　　　　　　　　　　鉄欠乏症や銅欠乏症などを引き起こす恐れがあり、貧血などの原因になります。
　　　　　　　　　　体内でのミネラルバランスが崩れると、それを調整しようと他の部分でも影響が出てしまうのです。

　　　　　　　　　　亜鉛過剰症のその他の症状としては、胃腸障害やめまい・吐き気などの中毒症状があるそうです。
　　　　　　　　　　また、善玉コレステロールHDL（高比重リポたんぱく質）の血液中濃度を低下させてしまう原因にも
　　　　　　　　　　なると言われています。　　　　　　　　　　

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